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得意な英会話と持ち前のオープンさを生かし、困り事を相談できる第三者として、主に日本に在留する外国籍の方のビザ手続きのサポートをする「行政書士板垣事務所」。代表の板垣岳人さんに、ご自身のキャリアや事業内容についてお話を伺いました。
目次

行政書士板垣事務所
代表 板垣岳人さん
岡山市出身。一児の父。早稲田大学政治経済学部政治学科を卒業後、コロナ禍を機に2021年4月に岡山市へUターン。主にビザ手続きの専門家として2022年2月に「行政書士板垣事務所」をスタート。
板垣さん:
キャリアでいうと、塾講師をしたあとに2022年に岡山へUターンして行政書士として独立しました。進路が決まらないまま公務員試験は受けて、司法試験も考えましたが、経済的に自立できていないまま、机の前で知識を蓄えるのはやめようと思いました。手札を増やすのではなくて手元にある選択肢のなかで成り立たせようと考え、英語はもともと得意だったので、行政書士×英語を生かした「ビザ手続きの専門家」を選びました。
板垣さん:
主に「日本に在留する外国籍の在留・入管手続き」を中心に対応しています。就労ビザ・永住ビザ・技能実習・特定技能などを多く手掛けています。もちろん、日本で暮らす上で必要な生活サポートや仕事など、行政書士業務全般も対応します。
依頼内容に応じて、書類作成・翻訳・各種フォーマット作成も行なっています。ただ依頼者が叶えたい現実によっては手続きが煩雑化する場合もあります。そのため依頼者の利益だけでなく、行政への負担も軽減し、円滑な行政手続に役立つように意識をしながら仕事をしております。ご依頼人にヨシ、行政にヨシ、社会にヨシ、の三方ヨシが目標です。
板垣さん:
フランス人のクラシックの音楽家の方がごく短期間来日して、収入を得る活動をする際のビザ申請を担当したお話を。結果、この方は芸術ビザを取得したのですが、芸術ビザには当てはまらないとされるコンサートでの演奏の仕事も1度の滞在中にする場面があるというお話がありました。このまま何もしなければ確かに不法就労となってしまうおそれがあること、そして資格外活動許可申請という手続きをすることで不法就労のおそれを解決することができることをお伝えしました。
ただ、入国後すぐに手続きが必要だったので、事前に各方面への確認・調整を済ませ、入国してすぐにパスポートをお預かりして……と、なかなかハードな手続きでしたが、貴重な経験でした。
板垣さん:
皆さまから、返信が速いという評価をいただいております。不安は判断力も体力も削ぎ落としますので、少しでも安心していただくために即レスを心掛けています。そして、私自身が何より大事にしているのは依頼者の「背景・動機」を重視したヒアリングです。話を聞いていると、依頼内容と本当に実現したいことがズレている場合も多くあります。ですので、まずは今の選択をした背景をしっかりヒアリングするところから始めています。せっかく縁があったのだから、どんなことでも希望を叶える方法を探したいですね。最近ではGoogleマップの口コミを見た方からの依頼も増加してきました。
そして、依頼者としっかりとヒアリングをした後に商談に移ります。料金はケースバイケースで、大きく2パターンとシンプルな設定です。詳細はホームページをご確認ください。
板垣さん:
岡山での子育ては、車社会ということもあって移動しやすいですね。東京などと比較しても、ベビーカーでの移動もしやすいと思います。ただ、子育てをする友人が少なくて私が困っています。
板垣さん:
岡山には、インド・ネパール・スリランカといろんなカレー屋さんがあるのですが、実はカレー屋としての役割だけでなく、その国のコミュニティスペースにもなっています。異なる国籍、幅広い年齢の親子が集っているんです。子育てをしていて思うのは「コミュニティに所属できるサービスが必要」だということ。妻は実家が九州で、私自身は同業で子育てのつながりはほぼありません。そうした時に外国人が集まるカレー屋のような場所は魅力的に思えます。
さまざまな年齢が集う場は子どもにとっても刺激になると思うので、日々の子育てをしながら「岡山の街に子どもたちの笑顔がどんどん増えてほしい」と願っています。
概 要
事業者名:行政書士板垣事務所
エリア:岡山市
対象年齢:なし
事業内容:申請取次行政書士(ビザの専門家)/各種書類作成/翻訳
HP:https://www.visa-okayama.com

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